WeTransferの無料プランで変わったこと
長年、WeTransferといえば「2GB、アカウント不要、リンクは1週間」でした。今はそうではありません。2026年10月23日に確認したWeTransferの料金ページとプラン上限のページでは、無料プランは次のように説明されています。
| プラン | 料金 | 容量 | 回数 | リンクの期限 |
|---|---|---|---|---|
| Free | 0ユーロ、アカウント必須、個人の非商用利用のみ | 30日で3GB | 30日で10回 | 最長3日 |
| Starter | 月8ユーロ | 30日で300GB | 30日で10回 | 最長3日 |
| Ultimate | 月23ユーロ | 転送サイズ無制限 | 無制限 | 期限なし |
| Teams | 1ユーザー月19ユーロ、最低2ユーザー | Ultimateと同じ | 無制限 | Ultimateと同じ |
上限は30日間のローリング方式です。1日に送った転送は、決まったリセット日ではなく翌月の1日に枠を空けます。実際には、無料ユーザーが3GBの動画を1本送れば、その月の容量を使い切ってしまいます。詳しくは「WeTransferの制限を解説」と「WeTransferは登録なし・無料で使える?」をご覧ください。
WeTransferの代わりになるサービス一覧
| サービス | 無料の1回のサイズ | 無料の月の上限 | 無料のリンク期限 | 送信用アカウント | 有料プラン |
|---|---|---|---|---|---|
| Transfr | 100GB | なし | 最長7日 | 不要 | 年払いで月12ユーロ |
| ギガファイル便 | 1ファイル300GB、個数無制限 | 記載なし | 初期設定は7日 | 不要 | 広告なしプラン 月198円・999円 |
| SwissTransfer | 50GB | 記載なし | 最長30日 | 不要 | 無料サービス |
| Smash | 固定の上限なし、2GB超は順番待ち | 記載なし | 最長7日 | 不要 | 月10ドル(Pro) |
| TransferNow | 5GB | 記載なし | 7日 | 不要 | 2年契約で月3ユーロ |
| Filemail | 5GB | 24時間で2回 | 7日 | 不要 | 有料プランあり |
| Google ドライブ | 無料の容量(共有で15GB) | 容量次第 | 削除するまで | Googleアカウント | Google Oneの容量 |
| Dropbox Transfer | Basicで2GB | 容量次第(2GB) | 7日 | Dropboxアカウント | Plus:転送50GB |
| Proton Drive | 無料の容量(最大5GB) | 容量次第 | 自分で選ぶ | Protonアカウント | Proton Driveのプラン |
| WeTransfer(参考) | 3GB | 3GBまたは10回 | 最長3日 | 必要 | 月8ユーロ(Starter) |
WeTransferの代わりになる9つのサービスを詳しく
1. Transfr:1回100GB、無料、アカウント不要
Transfrは当社のサービスで、クラウドストレージDrimeのチームが作っています。その点を踏まえてお読みください。以下は当社の料金ページに基づく事実です。無料プランは1回100GBまで送れ、回数無制限、あなたも受信者もアカウント不要、リンクは1〜7日。すべての転送にパスワード、ダウンロード数の制限、任意のエンドツーエンド暗号化を設定でき、復号鍵はリンクの中にあって当社のサーバーに保存されることはありません。ファイルは標準で西ヨーロッパに保存され、転送ごとに別の地域(米国、アジア太平洋、オセアニア)も選べます。
- 向いている用途: 大きな1回きりの送信、動画や写真の納品、3GBの上限でWeTransferを離れた人。
- 制約: 無料のリンクは最長7日(SwissTransferは30日)。ダウンロード分析とブランディングはPro機能。
- Pro: 月15ユーロまたは年144ユーロ。サイズ無制限、最大60日のリンク、Send & Trackの分析、自社のロゴとドメイン、最大10人のチーム。
2. ギガファイル便:1ファイル300GBまで、国内で定番
日本でよく使われている転送サービスです。公式ページによると、1ファイル300GBまで、ファイルの個数は無制限で、保存期間の初期設定は7日。広告なしで使える有料プラン(月198円・999円、税込)もあります。最長の保存期間など、ここに書いていない条件は公式ページで確認してください。
3. SwissTransfer:50GBで30日、スイスでホスト
Infomaniakが運営するSwissTransferは無料・アカウント不要で、ファイルはInfomaniakのスイスのデータセンターだけに保存されます。1回50GBまで、リンクは最長30日、パスワードとダウンロード回数の上限に対応。この一覧で最も長い無料の保存期間です。ブランディングや分析はなく、4Kの素材には50GBが窮屈なこともあります。詳しくは「SwissTransferとの比較」をご覧ください。
4. Smash:固定の上限なし、有料ユーザーが優先
フランスのSmashは無料の転送に固定のサイズ上限を設けていませんが、公式ページによると2GBを超える無料の転送は有料の転送の後に順番待ちになるため、とても大きなアップロードは待たされることがあります。無料のリンクは最長7日。料金ページによると、Smash Pro(月10ドルまたは年72ドル、税別)でサイズ上限がなくなり、リンクは最長30日、追跡とブランディングが加わります。無料の転送にはパスワードがありますが、ダウンロード追跡やファイルの受け取りはありません。「SmashとTransfrの比較」をご覧ください。
5. TransferNow:無料5GB、安い入門プラン
同じくフランスのTransferNowは、無料で1回5GB、リンク7日、アカウント不要で送れ、ファイルを受け取るリクエストもあります。Starterプラン(10GB、30日)は2年契約で月3ユーロ、Premium(250GB、最長365日)は同条件で月6ユーロと表示されています。詳しくは「TransferNowとTransfrの比較」で。
6. Filemail:5GB、1日2回まで
ノルウェーのFilemailは、無料プランで1回5GBまで、24時間に2回まで、リンクは7日です。有料プランで1日の上限がなくなり、サイズも増えます。「FilemailとTransfrの比較」をご覧ください。
7. Google ドライブ:Googleの世界の中なら便利
Googleアカウントには、Gmail、Google フォトと共有の15GBの無料容量があります。ファイルをアップロードしてリンクを共有すれば、削除するまで残ります。編集し続ける文書には便利ですが、1回きりの20GBの納品には不向きです。容量を使い、社外の受信者が開けるよう共有権限を設定する必要もあります。アップロードは1日750GBまでです。詳しくは「Google ドライブと転送サービス」で。
8. Dropbox Transfer:Dropboxのプランに組み込み
Dropbox Transferは、Dropbox内のファイルのコピーをダウンロードページ付きで送ります。無料のBasicでは転送は2GBまで(Basicの容量全体と同じ)、リンクは7日。PlusとFamilyで50GB、EssentialsとBusinessで100GBに増えます。すでにDropboxを払っているなら合理的です。「Dropbox Transferの代わり」をご覧ください。
9. Proton Drive:共有リンク付きの暗号化ストレージ
Proton DriveはProton Mailの開発元によるエンドツーエンド暗号化のクラウドストレージで、無料で最大5GB。共有リンクにパスワードと有効期限を設定できます。Google ドライブと同じく転送ではなくストレージなので、無料の容量が上限で、送信にはProtonのアカウントが必要です。
アカウントなしで100GBまで無料送信
Transfrにファイルをドロップしてリンクを取るだけ。無料プランでもパスワードとエンドツーエンド暗号化つき。
あなたに合うWeTransferの代わりは?
- 10GBを超えるファイルをよく送る: Transfr(無料100GB、月の上限なし)、ギガファイル便、SwissTransfer(50GB)。どれもアカウント不要です。100GBの一括送信は「100GBのファイルを送る」をご覧ください。
- リンクを数週間残したい: SwissTransfer(無料30日)かTransfr Pro(60日)。
- 機密文書: Transfrの任意のE2EEやProton Driveなど、エンドツーエンド暗号化のあるサービス。確認すべき点は「ファイルを安全に送る方法」で解説しています。
- データをヨーロッパに置きたい: Transfrは標準で西ヨーロッパ、SwissTransferはスイスに保存します。「GDPRに準拠したファイル転送」をご覧ください。
- ロゴ入りでクライアントに納品: Transfr ProとWeTransfer Ultimateはどちらも転送にロゴを加えられます。ほかのサービスは有料プランを確認しましょう。「ブランディング」をご覧ください。
- クライアントからファイルを集める: ファイルリクエストのあるサービスを。Transfr、TransferNow、WeTransfer Ultimateにあります。「大容量ファイルを受け取る」をご覧ください。
- チームがGoogleやDropboxを使っている: 共有・編集するファイルはドライブやDropbox Transferのまま、重い1回きりの送信には転送サービスを使いましょう。
WeTransferからTransfrに乗り換える手順
ステップ 2
ファイルかフォルダごと追加
ファイルをドラッグ&ドロップするか、フォルダを追加して構成を保ちます。無料プランで1回100GBまで。
ステップ 3
「メール」か「リンク」を選ぶ
WeTransferと同じく、Transfrに受信者へメールを送らせることも、好きな場所(メール、Slack、LINE)に貼るリンクをコピーすることもできます。
ステップ 4
オプションを設定
有効期限(無料は1〜7日)を選び、パスワード、ダウンロード数の制限、エンドツーエンド暗号化を加えます。
ステップ 5
送信する
受信者はリンクを開き、画像や動画をブラウザでプレビューして、登録なしでダウンロードします。無料のTransfrアカウントがあれば、ダウンロードされたときにメールが届きます。
比較の方法
2026年10月23日に各サービスの公式の料金ページとヘルプを確認し、記載されている内容だけを記録しました。1回のサイズ、隠れた上限(月の容量、1日の回数)、無料のリンク期間、送信にアカウントが必要か、最も安い有料プランの料金です。数値が公開されていない場合は推測せずに省いています。速度はサービスより回線に左右されるため、ランキングに含めていません(「アップロードが遅い原因」参照)。このページはTransfrが公開しており最初に掲載していますが、表でほかと同じ基準で比較できます。
WeTransfer以外の無料サービスを広く知りたい方は「無料のファイル転送サービス比較」を、基本から知りたい方は「大容量ファイルを送る方法」をご覧ください。
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