動画の納品は実際どれくらいの大きさか
AppleのProResホワイトペーパーにある目標データレートを使うと、計画が立てやすくなります。30fpsの素材1時間あたりの容量は次のとおりです。
| コーデック | 1080p | 4K UHD(3840×2160) |
|---|---|---|
| ProRes 422 Proxy | 約20GB | 約82GB |
| ProRes 422 LT | 約46GB | 約185GB |
| ProRes 422 | 約66GB | 約265GB |
| ProRes 422 HQ | 約99GB | 約398GB |
| ProRes 4444(4K) | — | 約597GB |
Web向けの納品ファイルはずっと小さく、YouTubeは30fpsの4K SDRのアップロードに35〜45Mbps、1時間あたりおよそ16〜20GBを推奨しています。つまり、クライアントへの確認用動画は無料プランに楽に収まり、4K ProRes 422の1日分の素材はProの仕事で、完成マスターの多くはその中間です。コーデックや書き出しのコツは「大容量の動画を送る」をご覧ください。
映像プロジェクトの3つの転送
| 段階 | 一般的なファイル | 受信者 | プラン |
|---|---|---|---|
| 撮影素材 | カメラの元データ、音声、LUT、プロキシ | 編集者、カラリスト | 100GBまで無料、それ以上はPro |
| 確認用の編集 | H.264やHEVCのMP4、1〜5GB | クライアント、代理店 | 無料 |
| マスターと納品物 | ProResマスター、SNS用の短尺版、字幕、静止画 | クライアント、放送局、プラットフォーム | サイズに応じて無料かPro |
確認用の動画を送ってフィードバックを集める手順
ステップ 1
ブラウザで再生できる形式で書き出す
H.264のMP4はどのブラウザでも再生できます。ProResや一部のHEVCはブラウザで再生できないことがあるので、マスター用にしましょう。
ステップ 3
コメントをオンにする
転送のオプションでコメントを有効にします。受信者は動画を一時停止して、その瞬間にメモをピン留めできます。
ステップ 4
クライアントに送る
最大10人にメールで送るか、自分のメッセージにリンクを貼ります。未公開の作品にはパスワードを付けましょう。
ステップ 5
メモを文脈ごと読む
各コメントはタイムスタンプにひも付いています。無料アカウントなら、コメントが投稿されるとメールが届きます。
次の編集を確認に出す
ブラウザで再生、タイムスタンプ付きコメント、100GBまで無料。
編集者に撮影素材を送る
- ZIPではなくフォルダで送る。 カードの構成(カメラのフォルダ構成など)が保たれ、編集ソフトによってはそれを頼りにクリップを再リンクします。「フォルダを圧縮せずに送る」をご覧ください。
- 撮影が100GBを超えるなら、 無料プランではカードごとや日ごとに分けましょう。Proにはサイズ制限がありません。
- アップロードを計画する。 200GBは100Mbpsで約4時間30分、500Mbpsなら1時間未満です。回線が切れてもTransfrは足りないパートを再試行し、タブを閉じても同じファイルを追加し直せば続きから再開します。
- ファイルを返してもらうにはリクエストを。 ファイルリクエストなら、編集者やセカンドカメラはアカウントなしでアップロードできます。
アップロードにかかる時間
| 素材 | 100Mbps | 300Mbps | 1Gbps |
|---|---|---|---|
| 50GB(1080p ProRes 422で約45分) | 1時間7分 | 22分 | 7分 |
| 200GB(4K ProRes 422で約45分) | 4時間27分 | 1時間29分 | 27分 |
| 500GB(4Kの撮影まる1日) | 11時間7分 | 3時間42分 | 1時間7分 |
大きなものは、1日の終わりに有線接続でアップロードを始めて夜通し走らせましょう。パソコンはスリープさせず、タブは開いたままに。編集者は朝リンクを受け取り、すぐにクリップを取り込めます。オフィスの上りが遅いなら、サービスのせいにする前に「アップロードが遅い原因」を確認しましょう。
マスターと納品物を届ける
最終納品は画質がいちばん大切な場面で、メッセージアプリや動画プラットフォームへのアップロードでは作品が再エンコードされてしまいます。転送リンクなら、ProResやDNxHRのマスターを、短尺版、字幕、サムネイルと一緒にバイト単位でそのまま1か所に届けられます。有効期限はクライアントのスケジュールに合わせ(Proは最大60日)、納品メールで日付を伝えましょう。中身の短い一覧(マスター、短尺版、字幕、尺と形式)を添えれば、クライアントのポスプロからの質問が1往復減ります。
| 無料 | Pro(月15ユーロまたは年144ユーロ) | |
|---|---|---|
| 1回のサイズ | 100GB | 無制限 |
| リンクの期間 | 最長7日 | 最長60日 |
| タイムスタンプ付きコメント | あり | あり |
| 閲覧、ファイルごとのダウンロード、場所、閲覧時間 | なし | Send & Track |
| リール動画を背景にしたブランドページ | なし | あり(MP4の背景は20MBまで) |
| 自分のドメイン | なし | あり |
| チーム(編集者、プロデューサー) | なし | 最大10人 |
機密素材や公開日が決まった素材
未公開のキャンペーンや機微なインタビューには、パスワード、短い有効期限、ダウンロード数の制限を組み合わせましょう。エンドツーエンド暗号化ならさらに安全で、ファイルはアップロード前にブラウザで暗号化され、リンクに含まれる鍵は当社のサーバーに保存されません。暗号化をオンにすると、ブラウザでのプレビューは2GBまでのファイルに限られるので、マスターは暗号化し、確認用の動画は別に送りましょう。「ファイルを安全に送る方法」をご覧ください。
同じ撮影でフォトグラファーと組んでいますか?静止画の納品は「フォトグラファー向け」で、チームでのワークフローは「制作会社向け」で紹介しています。画質を落とさない書き出し設定は「画質を落とさずに動画を送る方法」をご覧ください。
始めるのは1分です。次の確認用動画を無料プランでコメントをオンにして送り、クライアントの反応を見てみましょう。撮影が100GBを超えたら、あるいはすべての納品の背景に自分のリールを流したくなったら、Proに移ればOKです。
素材からマスターまで、1つのツールで
無料で1回100GBから。Proなら無制限。