2GBの壁はどこから来るのか
2GBは多くのサービスが上限として採用したキリのよい数字で、今もそのまま残っています。2026年10月時点で、次のような選択肢がこの前後で止まります。
| サービス | 上限 | 補足 |
|---|---|---|
| 1ドキュメント2GB | メディアとして送った写真・動画は圧縮される | |
| Telegram | 1ファイル2GB | Telegram Premiumなら4GB |
| Dropbox Transfer(Basic、無料) | 1回2GB | 有料のDropboxプランではもっと大きい |
| Outlook.com+OneDrive | リンク共有で1ファイル2GB | OneDriveの無料容量は5GB |
| Smash Free | 固定の上限なし | 2GBを超える転送は順番待ち |
| WeTransfer Free | 1回3GB | 30日で10回または合計3GBまで |
さらに先にはハードウェアの壁もあります。今も多くのUSBメモリで標準のFAT32形式では、4GBを超える1ファイルを保存できません。exFATに再フォーマットすれば解決しますが、メモリの中身は消え、しかも相手と同じ場所にいる必要があります。
2GBを超えるのはどんなファイル?
| ファイル | 2GBに達する目安 |
|---|---|
| 1080p動画、8Mbps(YouTubeの推奨) | 約33分 |
| 4K動画、45Mbps | 約6分 |
| 4K動画、68Mbps(60fps) | 約4分 |
| 1080p ProRes 422 HQ | 約73秒 |
| RAW写真(1枚40〜60MB) | 35〜50枚 |
| スマホ写真(1枚2〜5MB) | 400〜1,000枚 |
実際には、結婚式のダイジェスト映像、録画したウェビナー、スマホのカメラロールの書き出し、ゲームのMODパックなどがこのサイズになります。動画の数値はYouTubeの推奨アップロードビットレートとAppleのProResホワイトペーパーに基づいています。
2GBを超えるファイルを送る手順
ステップ 2
ファイルやフォルダを追加する
ページにドロップします。16MBを超えるファイルは複数のパートに分けて同時にアップロードされるため、大きなファイルでも速く、失敗したパートは自動で再送されます。
ステップ 3
共有する
リンクをコピーしてLINE、WhatsApp、メールなどに貼るか、Transfrから最大10人にメールを送ります。
ステップ 4
受信者がダウンロードする
受信者はリンクを開き、動画・写真・PDFをプレビューしてから元のファイルをダウンロードします。
2GB以上を無料で送る
1回100GBまで、登録不要、順番待ちなし。
2〜5GBを送るのにかかる時間
| サイズ | 10Mbps | 20Mbps | 50Mbps | 100Mbps | 300Mbps |
|---|---|---|---|---|---|
| 2GB | 27分 | 13分 | 5分 | 2分40秒 | 53秒 |
| 3GB | 40分 | 20分 | 8分 | 4分 | 1分20秒 |
| 5GB | 1時間7分 | 33分 | 13分 | 6分40秒 | 2分13秒 |
大事なのは上り速度で、多くの家庭用回線では広告されている下り速度の数分の1しかありません。上りが遅い場合は、転送を始めたらタブを開いたままにしておきましょう。Wi-Fiが切れてもTransfrは一時停止し、回線が戻れば自動で続きから再開します。「アップロードが遅い原因」もご覧ください。
メッセージアプリで2GB以上の動画を送る
LINEやWhatsAppで大きな動画ファイルそのものを送れなくても、リンクなら問題なく送れます。動画をTransfrにアップロードし、リンクをトークに貼るだけ。相手はタップして、メディア送信時の圧縮がかからない元の画質の動画をダウンロードできます。Telegram、Messenger、SMSでも同じです。手順は「WhatsAppで大きな動画を送る」で紹介しています。
小さなファイルが積み重なって2GBを超える場合
上限は1つの大きなファイルだけの問題ではありません。メッセージアプリはファイルごとに上限がありますが、600枚の写真を1枚ずつ送るのは別の意味で大変ですし、転送サービスによっては1回の合計サイズに上限があります。Transfrの無料プランの100GBは転送全体にかかる上限で、ファイル数に制限はありません。フォルダごとドロップすれば、サブフォルダもそのまま届きます。受信者はまとめてダウンロードすることも、必要なファイルだけを選ぶこともできます。詳しくは「フォルダを圧縮せずに送る」をご覧ください。
スマホから2GB以上を送る
最近のスマホなら、数分の4K動画で2GBを超えます。SafariやChromeでTransfrを開き、ギャラリーから動画を選んで、アップロードが終わるまで画面をつけたままにしてください。モバイルデータを使い切らないよう、できればWi-Fiで送りましょう。手順はiPhoneとAndroidのガイドで解説しています。
2GB以上を送るそのほかの方法
- ファイルを分割する: 7-Zipなどで2GBずつに分割できますが、受信者はすべてのパーツと同じソフトで結合する必要があります。
- 動画を圧縮する: 2GB未満にできますが、確認用ならともかく、失った画質は戻りません。
- クラウドドライブを使う: 空きがあればGoogle ドライブの無料15GBに入りますが、共有設定の管理とあとでの削除が必要です。
- メッセージアプリを有料にする: Telegram Premiumでも1ファイル4GBまでで、それ以上の動画は送れません。
転送リンクなら、こうした回避策はどれも不要です。もっと大きなファイルは「10GBのファイルを無料で送る」や「大容量の動画を送る」を、メールの上限を少し超えるだけなら「25MB以上のファイルを送る」をご覧ください。
2GBを超えるファイルも大丈夫
100GBまで無料。パスワードと有効期限も設定できます。