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AndroidからiPhoneへデータ移行する方法と、ファイルの送り方

機種変更なら「iOSに移行」、あとから写真や動画を送るならQuick ShareやAirDrop、どの端末同士でも使えるならリンク。LINEの引き継ぎも含めて、状況に合った方法をまとめました。

Transfrチーム

AndroidからiPhoneへデータ移行するなら、iPhoneの初期設定中にAppleの「iOSに移行」アプリを使うのが基本です。連絡先、メッセージの履歴、写真やビデオ、ファイルなどをまとめて移せます。設定を終えたあとから写真や動画を送りたいときは、対応するAndroidスマホならQuick Share(2025年末からAirDropと連携)、どの端末同士でも使える方法ならダウンロードリンクが便利です。

以前は、AndroidからiPhoneに動画を送ると画質が落ちたり、メールで送れなかったりするのが当たり前でした。いまはずっと簡単になりましたが、方法ごとに条件があります。2026年10月時点の選択肢を、機種変更のまるごと移行から、あとから一部のファイルを送る方法まで順に紹介します。

AndroidからiPhoneへのデータ移行方法の比較

AndroidからiPhoneへ移す方法(2026年10月時点)
方法向いている場面条件・上限画質
iOSに移行新しいiPhoneへの機種変更iPhoneの初期設定中だけ元のファイル
Quick Share ↔ AirDrop近くにいる、対応機種同士対応するAndroid機種のみ元のファイル
Quick ShareのQRコード近くにいる、どのAndroidでも24時間で10GBまで、ファイルは24時間保存元のファイル、エンドツーエンド暗号化
転送リンク(Transfrなど)どの端末でも、離れていても無料で1回100GBまで元のファイル
Google フォト・Google ドライブクラウドに保存済みの写真やファイルGoogleの無料保存容量15GB元の画質でバックアップしていれば元のまま
キャリアメールに添付メディアには不向きドコモメールは約10MB容量オーバーになりやすい

機種変更なら「iOSに移行」でまとめてデータ移行

新しいiPhoneにすべてを移すなら、AndroidにGoogle Playから「iOSに移行」アプリを入れて使います。Appleのサポートページによると、連絡先、メッセージの履歴、カメラで撮った写真やビデオ、フォトアルバム、ファイルやフォルダ、カレンダー、WhatsAppのメッセージとメディアなどを移せます。音楽、ブック、PDFは自動では移らないため、手動で移す必要があります。

  1. ステップ 1

    準備する

    AndroidでWi-Fiをオンにし、新しいiPhoneとAndroidの両方を電源につないでおきます。

  2. ステップ 2

    iPhoneの初期設定を進める

    設定の途中で、Androidからデータを移す選択肢を選びます。

  3. ステップ 3

    Androidで「iOSに移行」を開く

    画面の案内に従ってiPhoneと接続し、移したいデータを選びます。

  4. ステップ 4

    完了まで待つ

    転送中は両方の端末をそのままにしておきます。量が多いと時間がかかります。

Appleは、対応バージョンのAndroid 17以降なら「iOSに移行」アプリを使わずに転送する方法も案内しています。自分の機種が対象かどうかは、端末のメーカーに確認するよう案内されています。

AndroidからiPhoneへのデータ移行はあとからでもできる?

「iOSに移行」は初期設定中に使う仕組みです。Appleによると、すでに設定が終わっている場合は、iPhoneのデータを消去してから設定し直す必要があります。データを消したくない場合は、コンテンツを手動で移します。写真、動画、書類をあとから移すなら、次に紹介するQuick Share、転送リンク、Google フォトがそのまま使えます。

AndroidからiPhoneへのデータ移行ができないときは

  • 初期設定を終えてしまった:「iOSに移行」は使えません。iPhoneを消去して設定し直すか、写真やファイルを個別に送ります。
  • Wi-Fiと電源:AndroidのWi-Fiがオンになっているか、両方の端末が電源につながっているかを確認します。
  • 移らないデータがある:音楽、ブック、PDFは手動で移す必要があります。LINEのトーク履歴はLINEの引き継ぎ機能で移します(次の章)。
  • 途中で止まる:転送中は端末を操作せず、近くに置いたままにします。どうしてもうまくいかなければ、写真や動画はリンクで送る方法に切り替えましょう。

LINEのトーク履歴をAndroidからiPhoneに引き継ぐ

LINEのトーク履歴は、「iOSに移行」ではなくLINE自体の引き継ぎ機能で移します。LINEのヘルプによると、AndroidからiPhoneのように異なるOSへ引き継ぐ場合、以前の端末が手元にあればQRコードを使った引き継ぎで直近14日間のトーク履歴を移せます。以前の端末がない場合は、事前に設定したバックアップ用PINコードを入力すれば、同じく直近14日間を移行できます。

15日以上前のトーク履歴や、購入済みのLINEコインの残高は、異なるOSへの引き継ぎでは移せません。それより前の履歴も残したい場合は、LYPプレミアム会員向けのプレミアムバックアップを使えば、機能を有効にしたあとにバックアップされたトーク履歴をすべて、AndroidからiPhoneへも引き継げます。購入済みのスタンプや絵文字、着せかえ、プロフィールなどはバックアップなしで移行できます。大切な写真や動画は、念のため別の方法でも保存しておくと安心です。

Quick ShareとAirDropで写真や動画を送る

Googleは2025年11月、Quick ShareがAppleのAirDropと連携することを発表し、Pixel 10から対応を始めました。Googleのヘルプによると、2026年半ばにはPixel 8a以降や、Samsung、OPPO、OnePlus、vivo、Xiaomi、HONOR、Transsion、Motorolaの一部の機種にも広がっています。対応状況は機種によって異なります。端末同士で直接やり取りするため、アップロードも圧縮もありません。

  1. ステップ 1

    iPhoneでAirDropを受け取れるようにする

    コントロールセンターでコネクティビティのコントロールを長押しし、「AirDrop」から「すべての人(10分間のみ)」を選びます。

  2. ステップ 2

    AndroidでQuick Shareを選ぶ

    写真、動画、ファイルを選んで「共有」をタップし、Quick Shareを選びます。

  3. ステップ 3

    iPhoneを選ぶ

    近くのデバイスの一覧にiPhoneが表示されるので、タップして送ります。

  4. ステップ 4

    iPhoneで受け入れる

    AirDropの受信を受け入れます。

Quick ShareにiPhoneが表示されないときの確認点

  • AirDropの設定:iPhoneは「すべての人(10分間のみ)」にしておく必要があり、10分たつと「連絡先のみ」に戻ります。
  • Wi-FiとBluetooth:両方の端末でオンにして、近くに置きます。
  • 対応機種とソフトウェア:AndroidがGoogleの対応機種の一覧に入っていて、最新の状態になっているか確認します。
  • 代わりの方法:それでも表示されなければ、QRコードの方法か転送リンクを使います。

リンクで送る:どのAndroidとiPhoneの組み合わせでも使える

転送リンクには対応機種の一覧がありません。Androidのブラウザからアップロードし、iPhoneのSafariでダウンロードするだけです。同じ場所にいなくても使え、複数の人に一度に送るのにもいちばん簡単な方法です。Transfrなら1回の転送で100GBまで無料、アカウントもアプリもどちらのスマホにも不要です。

  1. ステップ 1

    AndroidのChromeでTransfrを開く

    Transfrを開き、ギャラリーやファイルマネージャーからファイルを追加します。

  2. ステップ 2

    リンクを作成する

    リンクを選ぶか、相手のメールアドレスを入力します。

  3. ステップ 3

    iPhoneにリンクを送る

    LINE、メッセージ、メールで送ります。リンクは数十文字なので、何も圧縮されません。

  4. ステップ 4

    iPhoneでダウンロードする

    Safariでリンクを開いてダウンロードします。写真や動画は「ファイル」アプリやダウンロード一覧から写真アプリに保存できます。

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リンクを作成

複数のiPhoneや離れた相手に送るには

Quick ShareやAirDropは1対1で、端末を近くに置く必要があります。旅行の写真を家族のグループ全員に送ったり、別の街に住む友人に動画を送ったりするなら、リンク1本で済みます。LINEのグループに貼れば、iPhoneでもAndroidでもパソコンでも、全員が元のファイルをダウンロードできます。プライベートな写真ならパスワードと有効期限を付けましょう。選び方は「パスワード付きリンクと有効期限」で解説しています。大きな動画は、スマホからのアップロードにかかる時間を「アップロード時間の目安」で確認できます。モバイルデータより、たいていWi-Fiのほうがずっと速く済みます。

Google フォトとGoogle ドライブを使う

写真をすでにGoogle フォトにバックアップしているなら、iPhoneにGoogle フォトのアプリを入れればすぐに見られます。ファイルはGoogle ドライブで同じように扱えます。Googleアカウントには、Gmail、ドライブ、フォトで共有する15GBの保存容量が付いています。あとで高解像度のファイルをダウンロードするつもりなら、バックアップが元の画質の設定になっているか確認しましょう。

AndroidからiPhoneへ動画を画質を落とさずに送るには

動画がぼやけるのは、メッセージアプリが送信用に軽くするからです。Quick Share、転送リンク、Google ドライブ、「iOSに移行」は元のファイルを届けます。LINEは送れる容量や画質の扱いを数値で公開していないので、元のデータが必要ならリンクのほうが確実です(「LINEで送れる容量」参照)。画質を保つコツは「動画を画質を落とさずに送る方法」にまとめています。

ケーブルやパソコン、SDカードの写真を移すには

AndroidのファイルをUSBでパソコンにコピーし、MacならFinder、Windowsなら「Appleデバイス」アプリやiCloudでiPhoneに移すこともできます。インターネットなしで使えますが手順は多く、大量のライブラリを速い回線でアップロードできない場合に向いています。iPhoneにはSDカードのスロットがないため、SDカードに保存した写真も、いったんパソコンに取り込むか、Androidからリンクで送ります。大きなアップロードにかかる時間は「アップロード時間の目安」で判断できます。

どの方法を選べばいい?

  • 新しいiPhoneに機種変更:初期設定中に「iOSに移行」。
  • LINEのトーク履歴:LINEの引き継ぎ機能(異なるOSでは直近14日間、プレミアムバックアップならそれ以前も)。
  • 近くにいる、最近のAndroidスマホ:Quick ShareとAirDrop。
  • 離れている、または古いAndroidスマホ:転送リンク。
  • 写真がすでにGoogleのクラウドにある:iPhoneでGoogle フォト。
  • 逆にiPhoneから送るなら:「iPhoneから大きいファイルを送る方法」と「Androidから大容量ファイルを送る」をご覧ください。

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