iPhoneのファイルが大きくなる理由
最近のiPhoneは4K・最大60fpsで撮影でき、ProモデルはProResやLogにも対応し、写真は4800万画素のHEIFやProRAWになります。4K動画は数分で数GB、ProRAWの写真は1枚で数十MBになることもあります。メッセージ、メール、多くのチャットアプリがそのまま運べる量をはるかに超えるため、動画がぼやけて届いたり、そもそも送れなかったりするのです。
iPhoneから大容量ファイルを送る方法をすべて比較
| 方法 | サイズ | 受信者 | 画質 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| AirDrop | 上限の公表なし | 近くのApple製品。Quick Share経由で一部の最近のAndroidも | 元のまま | Bluetoothの届く範囲にいる必要がある |
| Mail Drop(メールアプリ) | 5GBまで、リンクは30日間 | メールを使う人なら誰でも | 元のまま | Mail Dropの保存上限1TBにカウント |
| メッセージ(iMessage / MMS) | 公式の数値なし | iPhoneにはiMessage、それ以外はMMS | 圧縮されることが多い | MMSの上限は通信事業者が決める |
| iCloud Driveのリンク | 自分のiCloud容量(無料5GB) | リンクを持つ人なら誰でも | 元のまま | 削除するまで容量を使う |
| WhatsAppのドキュメント | 1ファイル2GB | WhatsAppユーザー | 元のまま | 動画として送ると圧縮される |
| SafariからのTransfrリンク | 1回100GB、無料 | どの端末の誰でも | 元のまま | 無料ではリンクは最長7日で期限切れ |
目安は、相手が同じ部屋にいるならAirDrop、それ以外はリンクです。相手がメールを使うなら5GB未満はMail Dropも手軽な選択肢ですが、それを超える場合や複数の撮影データのフォルダなら転送リンクを使いましょう。
Safariを使ってiPhoneから大きな動画を送る手順
ステップ 1
元のファイルを「ファイル」に保存(任意・推奨)
写真アプリで動画を選び、共有から「ファイル」に保存をタップします。写真ライブラリではなく「ファイル」から選ぶと、iOSが手を加えていない元のファイルを渡しやすくなります。
ステップ 3
ファイルを追加する
タップしてファイルを追加し、ブラウズ(ファイル)か写真ライブラリを選びます。1回の転送に動画や写真をたくさん、100GBまで追加できます。
ステップ 4
「リンク」か「メール」を選ぶ
リンクならメッセージ、LINE、WhatsApp、メールに貼れるURLができます。メールならTransfrが最大10人に通知します。
ステップ 5
アップロードが終わるまでSafariを開いておく
大きなファイルはWi-Fiで、画面はつけたままに。iOSはバックグラウンドのタブのアップロードを一時停止することがあります。回線が切れてもTransfrが自動で再試行します。
ステップ 6
リンクを共有する
コピーして好きな方法で送ります。受信者はブラウザで開いて元のファイルをダウンロードします。
iPhoneの動画を元の画質で送る
Safariから直接、1回100GBまで無料。
iPhoneからAndroidに大容量ファイルを送るには
相手がAndroidだと、メッセージはMMSに切り替わり、動画は大きく縮小されます。最近の一部のAndroidは、並んでいればQuick Share経由でAirDropを受け取れるようになりましたが、対応は機種次第です。Transfrのリンクならその心配はありません。どのチャットに貼っても、AndroidのChromeで開けます。OSをまたぐ移行については「AndroidからiPhoneへのファイル移行」をご覧ください。
iPhoneからパソコンに大容量ファイルを転送するには
- ケーブル: iPhoneをWindowsパソコンにつなぎ、フォトアプリで写真と動画を読み込みます。自分のパソコンなら速いですが、ケーブルとパソコンが必要です。
- Windows用iCloud: iCloudの容量があれば、ライブラリを同期できます。
- Transfr: iPhoneからアップロードし、パソコンでリンクを開いてダウンロードします。他人のパソコンや離れた場所のパソコンに便利です。逆方向は「Windowsから大容量ファイルを送る」をご覧ください。
iMessageで長い動画を送れる?
Appleはメッセージの動画のサイズ上限を公開しておらず、iPhoneが送信するものを圧縮することがあるとしています。長い動画はたいてい画質が下がって届き、iPhoneとAndroidの間では通信事業者が上限を決めるMMSで送られます。画質が大切なら、代わりにリンクをトークに送りましょう。詳しくは「メッセージで大きな動画を送る」をご覧ください。
HEIC、HEVC、ProRes:相手は開ける?
iPhoneは標準で写真をHEIF(.heic)、動画をHEVCで保存します。Macや最近のスマホは開けますが、古いWindowsパソコンでは拡張機能が必要なことがあり、編集ソフトの対応もまちまちです。Transfrはアップロードしたバイトをそのまま届けます。ブラウザで再生できる形式の動画はダウンロードページでプレビューでき、HEICの写真はダウンロードはできますがプレビューはされません。相手が開けずに困ることが多いなら、設定>カメラ>フォーマット>互換性優先にすると、ファイルは大きくなりますがJPEGとH.264で撮影できます。プロの素材については「大容量の動画を送る」と「RAWデータを送る」をご覧ください。
プライベートに送る
転送にパスワードを付けて別のメッセージで伝える、ダウンロードを1回に制限する、エンドツーエンド暗号化をオンにしてファイルがiPhoneを出る前に暗号化する、といった方法があります。鍵はリンクの中にあり、当社のサーバーに保存されることはありません。「ファイルを安全に送る方法」をご覧ください。iPhoneの設定を詳しく知りたい方は「iPhoneで大容量ファイルを送るガイド」もどうぞ。
iPhoneのファイルを誰にでも
元の画質、アプリ不要、100GBまで無料。