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1GBは何MB?ファイルサイズの単位をやさしく解説

1GBは1,000MB。ただしパソコンによっては1,024MBと表示されます。その理由と、1GBに実際どれくらい入るのか、通信速度との関係をわかりやすくまとめました。

Transfrチーム

1GB(ギガバイト)は1,000MB(メガバイト)、つまり10億バイトです。これはストレージのメーカー、Apple製品、通信会社などが使う10進法での数え方です。一方、Windowsはいまも2の累乗で数えるため、1GBを1,024MB(1,073,741,824バイト)として扱います。同じファイルやドライブでも、見る場所によって2通りのサイズが表示されるのはこのためです。

このわずかな違いが、身近な疑問の多くを生んでいます。1TBのドライブが931GBと表示される、100Mbpsの回線なのに毎秒12MBしかダウンロードできない、25MBまでのメールで20MBのファイルが送れない。この記事では換算表と具体例で整理し、パソコンやスマホでファイルサイズを確認する手順も紹介します。

バイトからテラバイトまで:単位の一覧

すべての基本はバイトです。10進法(SI)では、単位がひとつ上がるごとに1,000倍になります。2進法では1,024倍になり、本来はキビバイト、メビバイト、ギビバイト、テビバイトという別の名前を使います。これは1998年に国際電気標準会議(IEC)が承認した呼び方で、米国国立標準技術研究所(NIST)も、キロ・メガ・ギガといったSI接頭語は厳密には10の累乗を意味すると説明しています。ところが実際には「ギビバイト」と言う人はほとんどおらず、ここから混乱が生まれています。

10進法と2進法の単位の比較
単位10進法(SI)の値2進法の単位2進法の値
キロバイト(KB)1,000バイトキビバイト(KiB)1,024バイト
メガバイト(MB)1,000KB=1,000,000バイトメビバイト(MiB)1,024KiB=1,048,576バイト
ギガバイト(GB)1,000MB=1,000,000,000バイトギビバイト(GiB)1,024MiB=1,073,741,824バイト
テラバイト(TB)1,000GBテビバイト(TiB)1,024GiB=1,099,511,627,776バイト
ペタバイト(PB)1,000TBペビバイト(PiB)1,024TiB

1GBは何MB?1024で計算するのはどんなとき?

  • 1GB=1,000MB:10進法。製品のパッケージ、macOSやiOS、多くのオンラインサービスで使われる数え方です。
  • 1GB=1,024MB:Windowsのエクスプローラーの数え方。2進法で計算しながら、表示は「GB」のままです。
  • 1GB=1,000,000KB(2進法なら1,048,576KB)。「1GBは何KB?」と聞かれたら、この2つの答えがあります。
  • 1TB=1,000GB(2進法なら1,024GB)、1MB=1,000KB(2進法なら1,024KB)。

差は単位が上がるほど広がります。キロバイトで約2.4%、メガバイトで約4.9%、ギガバイトで約7.4%、テラバイトでは10%近くになります。写真1枚なら気にする必要はありませんが、4TBのバックアップ用ドライブでは数百GBが「消えた」ように見えます。

「ギガ」は何メガ?スマホの通信量1GBの考え方

スマホの料金プランでいう「ギガ」は、ギガバイト(GB)で表したデータ通信量のことです。10進法なら1ギガ=1,000メガ、2進法なら1ギガ=1,024メガで、どちらで数えても差は約2.4%にすぎません。契約しているデータ容量がどちらの数え方で計算されているかを正確に知りたいときは、契約先の説明を確認してください。

通信量1GBでどれくらい使えるかは、使い方の「ビットレート」(1秒あたりのデータ量)で決まります。1GBは8,000メガビットなので、計算上は次のようになります。

1GBのデータ通信量で続けられる時間(計算上の目安)
1秒あたりのデータ量1GBで使える時間例
1Mbps約2時間13分低画質の動画、音声通話など
3Mbps約44分標準的な画質の動画
5Mbps約27分フルHD程度の動画
25Mbps約5分高画質の4K動画

実際のビットレートはアプリや画質設定によって大きく変わるので、表は目安としてご覧ください。なお「1GB 何Mbps」と検索する方もいますが、GBはデータの量、Mbpsは1秒あたりに運べる量(速度)で、別のものです。速度の単位どうしなら、1Gbps=1,000Mbpsです。

1TBのドライブが931GBと表示されるのはなぜ?

何かが消えたわけではありません。メーカーは1TBを1,000,000,000,000バイトとして販売しています。Windowsはこの数を1,024で3回割って931.3を出し、それを「GB」と表示します。Macでは同じドライブが1TBと表示されます。Appleのシステムは10進法で数えているためで、Appleによると2進法で容量を表示していたのはiOS 10以前やOS X Leopard以前などです。さらにフォーマットでファイルシステム用に少し容量が使われ、スマホやパソコンではOS自体も容量を使います。128GBのスマホで空きが128GBにならないのはこのためです。

表示上の容量とWindowsでの表示
表示上の容量バイト数Windowsでの表示
128GB128,000,000,000119.2GB
256GB256,000,000,000238.4GB
512GB512,000,000,000476.8GB
1TB1,000,000,000,000931.3GB
2TB2,000,000,000,0001.82TB
4TB4,000,000,000,0003.64TB

1GBにはどれくらい保存できる?

ファイルの種類と圧縮のされ方しだいです。下の数字は、一般的なファイルサイズとビットレートから計算したおおよその目安です。

1GBに入るおおよその量
内容一般的なサイズ1GBに入るおおよその数
テキストだけのメール10〜50KB2万通以上
Office文書や文字中心のPDF100KB〜2MB500〜1万ファイル
スマホの写真(JPEGまたはHEIC)2〜5MB200〜500枚
カメラのRAW写真25〜60MB15〜40枚
MP3の曲(4分、320kbps)約9.6MB約100曲
非圧縮のCD音質(WAV)1分あたり約10.6MB約1時間34分
8Mbpsの動画(一般的なフルHD)1分あたり約60MB約17分
50Mbpsの動画(高画質の4K)1分あたり約375MB3分未満

ファイルを大きくするのは、なんといっても動画です。動画のサイズは単純にビットレート×長さなので、同じ10分の動画でも、解像度、フレームレート、コーデックしだいで300MBにも6GBにもなります。動画をそのままの画質で届ける方法は「動画を画質を落とさず送る方法」で解説しています。

ビットとバイト:MbpsとMB/sは違う

通信速度はメガビット毎秒(Mbps、小文字のb)で表され、ファイルはメガバイト(MB、大文字のB)で測られます。1バイトは8ビットなので、回線速度を8で割ると、1秒あたりに運べるメガバイト数がわかります。

回線速度(Mbps)と実際の転送量(MB/s)
回線速度1秒あたりのメガバイト1GBにかかる時間
10Mbps1.25MB/s約13分
50Mbps6.25MB/s約2分40秒
100Mbps12.5MB/s約1分20秒
300Mbps37.5MB/s約27秒
1Gbps125MB/s約8秒

これは最も条件がよい場合の数字です。ファイルを送るときに効いてくるのは上り(アップロード)の速度で、契約上の下り速度よりずっと遅いことがよくあります。詳しい表は「アップロード時間の計算と目安」に、よくある原因は「上り速度が遅い原因と対処法」にまとめています。

何MBから「大きすぎて送れない」?

サイズが問題になるかどうかは、使う手段しだいです。同じ30MBのPDFでも、多くのメールには大きすぎ、ファイル転送サービスにとってはごく小さなファイルです。目安は次のとおりです(2026年10月時点)。

  • メール:多くのサービスは添付を含めて1通20〜25MBまで、ドコモメールは本文と添付を含めて約10MBまでです。サービスごとの上限は「メール添付の容量上限」で確認できます。
  • メッセージアプリ:上限は数MBから数GBまでさまざまで、写真や動画は再圧縮されることがよくあります。「LINEで送れる容量」や「Discordのファイル上限」のガイドもどうぞ。
  • ファイル転送サービス:無料プランの上限は数GBから、Transfrの1回100GBまで幅があります。さらに大きなファイルは「100GBのファイルを送る」をご覧ください。

送るとファイルが「大きくなる」のはなぜ?

途中で見えるサイズが変わる理由は2つあります。ひとつはメールのエンコードです。添付ファイルはBase64という方式で文字に変換され、3バイトが4文字になるため、メールの中では約3割大きくなります。20MBの添付ファイルはメールとしては約27MBになり、Microsoftのようにエンコード後のサイズで数えるサーバーでは25MBの上限を超えてしまいます。転送リンクならファイルはそのまま運ばれるので、この問題はありません。

もうひとつは圧縮です。書類のフォルダはZIPにするとかなり小さくなることがありますが、写真、動画、MP3はすでに圧縮された形式なので、ZIPにしてもほとんど変わりません。詳しくは「ZIP圧縮して送るべき?」で、ZIPにしない方法は「フォルダを圧縮せずに送る」で紹介しています。

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大容量ファイルを送る

ファイルサイズを確認する方法

Windowsの場合

  1. ステップ 1

    ファイルやフォルダを右クリックする

    エクスプローラーで右クリックし、「プロパティ」を選びます。

  2. ステップ 2

    「サイズ」を確認する

    「サイズ」が実際のデータ量です。「ディスク上のサイズ」はドライブの割り当て単位に切り上げた占有量なので、少し大きくなることがあります。

Macの場合

  1. ステップ 1

    Finderで項目を選ぶ

    ファイルやフォルダを1回クリックします。

  2. ステップ 2

    「情報を見る」を開く

    command+Iを押すか、右クリックして「情報を見る」を選びます。サイズは10進法の単位で表示され、かっこ内に正確なバイト数が出ます。

iPhone・Androidの場合

iPhoneのファイルアプリでは、ファイルを長押しして「情報を見る」を選びます。写真アプリでは、写真や動画を上にスワイプすると詳細が表示されます。Androidでは、Files by Googleやファイル管理アプリでファイルの詳細を開くか、Googleフォトで写真を上にスワイプします。スマホから重いファイルを送りたいときは「iPhoneで大きいファイルを送る方法」が参考になります。

ファイルサイズの早見表

  • 1KB=1,000バイト、1MB=1,000KB、1GB=1,000MB、1TB=1,000GB(10進法)。
  • Windowsは2進法の値を10進法の名前で表示します。表示上の容量をGBなら約1.074、TBなら約1.1で割るとWindowsでの表示になります。
  • Mbps÷8=MB/s。100Mbpsの回線は、最大でも毎秒約12.5MBです。
  • 動画のサイズ=ビットレート×長さ。8Mbpsの動画1分は約60MBです。

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