ファイル転送サービスの仕組み
転送には3つの段階があります。ブラウザからファイルをアップロードし、サービスがそれを暗号化して保存して専用のリンクを作成し、受信者がリンクを開いてダウンロードします。設定した期間が過ぎるとファイルは削除されます。誰かのストレージにファイルが残り続けることも、ソフトのインストールやフォルダの共有設定も必要ありません。
ステップ 2
共有
リンクをコピーするか、QRコードで表示するか、最大10人にメールで送ります。transfr.me/teian-v2 のような読みやすいリンク名も選べます。
ステップ 3
ダウンロード
受信者はブラウザでファイルをプレビューし、1ファイルずつ、またはフォルダ構成を保ったZIPでまとめてダウンロードします。アカウントもアプリも不要です。
ステップ 4
期限切れ
無料プランでは1〜7日後(Proは最大60日)、または設定したダウンロード数に達すると、リンクは無効になりファイルは削除されます。
無料でファイルを転送
1回100GBまで、登録不要で使えます。
ファイル転送、クラウドストレージ、FTP、P2Pの違い
どれもファイルをAからBへ届ける手段ですが、誰が何を準備するか、ファイルがどれだけ残るか、受信者が何をする必要があるかが異なります。
| ファイル転送サービス | クラウドストレージ(Drive、Dropbox、OneDrive) | FTP / SFTPサーバー | P2P | |
|---|---|---|---|---|
| 準備 | なし | 十分な空き容量のあるアカウント | サーバーとアカウントの管理 | 両者が同時にオンライン |
| 受信者に必要なもの | ブラウザ | アクセス権、場合によりアカウント | FTPクライアントと認証情報 | 同じアプリやページを開くこと |
| ファイルが残る期間 | 転送の期限まで | 削除するまで | 削除するまで | 保存されない |
| 無料で扱えるサイズ | Transfrなら1回100GB | 合計2〜15GBの保存容量 | サーバーのディスク容量 | 保存の上限はないが、片方が切れると止まる |
| 向いている用途 | 取引先・知人・印刷会社への納品 | 継続して一緒に編集するフォルダ | 自動化された定期的なやり取り | 端末間の一回きりの受け渡し |
無料の保存容量は2026年10月時点で、Googleアカウントが15GB(Gmail・フォトと共有)、OneDriveが5GB、Dropbox Basicが2GBです。ファイルが無料容量より大きい場合や、相手に自分のドライブを触らせずにコピーだけ渡したい場合は、転送のほうが簡単です。詳しくは「Google ドライブと転送サービスの違い」をご覧ください。
良いファイル転送サービスの選び方
注目されがちなのは容量ですが、日々の使い勝手ではほかの要素も同じくらい重要です。Transfrの無料プランに含まれる機能と、それぞれの役割は次のとおりです。
十分な容量、上限なし
1回100GB、転送回数は無制限。週や月の上限を気にする必要はありません。
元の品質のまま
ファイルはバイト単位でそのまま届きます。写真や動画が再圧縮されることはありません。
プレビュー
動画、画像、PDF、音声、Office文書をダウンロード前にブラウザで確認できます。
管理機能
有効期限、最大ダウンロード数、パスワード、無料アカウントでの早期削除。
プライバシー
エンドツーエンド暗号化(任意)、暗号化された保存、保存場所の選択(標準は西ヨーロッパ)。
フィードバック
受信者は画像の特定の位置、PDFのページ、動画の場面にコメントを残せます。
転送後のファイルはどうなる?
転送はもともと一時的なものです。有効期限やダウンロード数の上限に達するとリンクは期限切れの表示になり、ファイルとプレビューは毎日の自動削除で保存先から消去されます。アカウントから自分で転送を削除した場合は、24時間以内に削除されます。受信者がダウンロードしたコピーは手元に残りますが、Transfrには残りません。
これがクラウドドライブでフォルダを共有する場合との大きな違いです。アカウントにファイルが残り続けることも、数か月後に誰かがうっかりアクセスできてしまうことも、容量を空けるために古い共有を整理する必要もありません。
ファイルを安全に転送する
契約書、医療記録、公開前の作品、個人的なファイルなどは、パスワード、エンドツーエンド暗号化、短い有効期限を組み合わせましょう。機能ごとのガイドはこちらです。
- ファイルを安全に送る方法:各保護で守れること、守れないこと
- パスワード付きでファイルを送る
- エンドツーエンド暗号化でファイルを送る
- ダウンロード通知と追跡:いつ、どこでファイルが開かれたか
- ブランディング:ダウンロードページに自社のロゴ、背景、ドメイン
送るだけでなく、受け取ることも
ファイル転送は双方向です。ファイルリクエストを作成すれば、リンク(またはQRコード)を共有するだけで、誰でもアカウントなしで最大100GBまでアップロードできます。ファイルが届くとメールでお知らせします。「大容量ファイルを受け取る」をご覧ください。
職種別のファイル転送
同じツールでも用途はさまざまです。2,000枚の写真を納品するウェディングフォトグラファー、施工会社に図面を送る建築家、署名済みの書類をやり取りする法律事務所。職種ごとのガイドで詳しく紹介しています。
チームで使うなら、Transfr TeamsがProに含まれています。最大10人で同じブランディング、チームドメイン、管理コンソールを共有できます。
ファイル転送サービスを比較する
無料プランの内容はサービスによって大きく異なります。2026年10月時点で、WeTransfer Freeは1回3GB・30日で10回まで、SwissTransferは50GB、TransferNow Freeは5GB、Transfrは100GBです。各社の公式情報に基づく比較はこちらです。
- WeTransferの代わりに使えるサービス
- WeTransferの制限を解説
- WeTransferを登録なし・無料で使う
- Smashの代替サービス
- TransferNowの代替サービス
- SwissTransferの代替サービス
- ファイル送信でGoogle ドライブの代わりに
- Dropbox Transferの代替サービス
- Filemailの代替サービス
特定のサイズ、ファイル形式、アプリについて知りたい場合は、「大容量ファイル送信ガイド」で25MBのメールから100GBの動画プロジェクトまで解説しています。
最初の転送を送ってみる
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