WhatsAppの動画が元より粗く見える理由
ギャラリーボタンから動画を送ると、WhatsAppはモバイルデータで速く届くように小さなファイルへ再エンコードします。ヘルプセンターにも、メディアは共有時に通常圧縮されるため画質が元より下がることがある、と明記されています。HDオプションは標準より細部を残しますが、それでも圧縮されたコピーで、あなたのファイルそのものではありません。くっきりした4K動画がぼやけて届き、暗い場面がブロック状になり、長い動画が拒否されたり短く切られたりするのはこのためです。
もう1つの上限はサイズです。2026年10月時点で、WhatsAppが受け付けるドキュメントは1ファイル2GBまで。それより大きいものは、どのボタンを使ってもWhatsAppでは送れません。
WhatsAppの送り方を比較:動画、HD、ドキュメント、リンク
| 送り方 | 最大サイズ | 届く画質 | トーク内で再生 |
|---|---|---|---|
| 動画(標準画質) | ドキュメントより低く、プラットフォームで異なる | 圧縮 | できる |
| 動画(HD画質) | 同上 | 圧縮は少なめだが再エンコード | できる |
| ドキュメント | 1ファイル2GB | 元のファイルのまま | できない、トークから開く |
| トークに貼ったTransfrのリンク | 1回100GB、無料 | 元のファイル | ブラウザでプレビューしてからダウンロード |
WhatsAppで動画をドキュメントとして送る手順(2GBまで)
ステップ 1
トークを開く
iPhone、Android、パソコン版WhatsAppで、相手とのトークを開きます。
ステップ 2
添付ボタンをタップ
Androidとパソコンはクリップ、iPhoneは+ボタンです。ギャラリーや写真と動画ではなく、ドキュメントを選びます。
ステップ 3
動画ファイルを選ぶ
ファイルやギャラリーから動画を選びます。表示されない場合は、先に「ファイル」(iPhone)や「ダウンロード」(Android)に保存してください。
ステップ 4
送信する
ファイルはそのまま送られ、トークに名前とサイズが表示されます。相手はタップして自分の動画プレーヤーで開きます。
ドキュメントとして送れば画質は保たれますが、アップロードはファイルのフルサイズです。1.5GBの動画は上り10Mbpsのモバイル回線で約20分かかります。できればWi-Fiを使い、バーが終わるまでWhatsAppを開いておきましょう。
WhatsAppで2GBを超えるファイルを送る方法
WhatsAppはファイル自体は運べませんが、そのリンクなら運べます。長い録画、4KやProResの素材、写真のフォルダ、プロジェクトのZIPに使える方法です。
ステップ 2
動画を追加する
ギャラリーや「ファイル」から追加します。複数の動画を一度に、1回100GBまで追加できます。
ステップ 3
「リンク」を選んでオプションを設定
リンクの公開期間(無料は1〜7日)を選び、プライベートな動画ならパスワードを加えます。
ステップ 4
リンクをコピーしてWhatsAppに貼る
アップロードが終わったらリンクをコピーし、普通のメッセージとして送ります。相手はタップしてブラウザでプレビューし、元のファイルをダウンロードします。
圧縮されたコピーではなく、元の画質の動画を
1回アップロードして、リンクをWhatsAppに貼るだけ。100GBまで無料。
大きな動画を送るのにかかる時間
どの方法でも、速さを決めるのは上り速度です。モバイル回線も家庭の回線も、上りは下りよりずっと遅いのが普通です。ファイル全体のおおよその時間(オーバーヘッドなし)は次のとおりです。
| ファイルサイズ | 5Mbps | 20Mbps | 50Mbps | 100Mbps |
|---|---|---|---|---|
| 500MB | 13分 | 3分 | 1分20秒 | 40秒 |
| 2GB | 53分 | 13分 | 5分20秒 | 2分40秒 |
| 5GB | 2時間13分 | 33分 | 13分 | 7分 |
| 20GB | 8時間53分 | 2時間13分 | 53分 | 27分 |
リンクなら1回アップロードするだけで、複数のトークやグループに再アップロードなしで共有できます。速度については「大きなファイルのアップロード時間」で詳しく解説しています。
iPhoneやAndroidからWhatsAppで大きなファイルを送る
- iPhone: iOSは動画を写真アプリに保存し、一部はiCloudに置かれます。ドキュメントとして送る前に、元のファイルが端末にダウンロードされているか確認しましょう。コツは「iPhoneから大容量ファイルを送る」にまとめています。
- Android: ドキュメントの選択画面で、ギャラリーやカメラのフォルダを開いて動画を探します。Quick Shareなど他の方法は「Androidガイド」をご覧ください。
- パソコン: Windows、Mac、Web版のWhatsAppもドキュメントは2GBまでです。大きな書き出しは、スマホに移すよりパソコンからリンクを作るほうが早く済みます。
- 音声ファイル(ボイスメモ、WAV、ステム)も同じで、圧縮を避けるならドキュメントとして、大きなセッションはリンクで送ります。「音声ファイルを送る」をご覧ください。
WhatsAppでファイルを送るのは安全?
WhatsAppのメッセージと添付は、あなたと相手の間でエンドツーエンド暗号化されます。トークに貼ったTransfrのリンクの安全性はリンクそのもの次第で、手にした人は期限まで誰でもダウンロードできます。プライベートな動画には、パスワードを付けて別に伝える、Transfrの任意のエンドツーエンド暗号化をオンにする、リンクを1回のダウンロードに制限する、といった対策をしましょう。「ファイルを安全に送る方法」をご覧ください。
撮ったままの画質で届けるには、「画質を落とさずに動画を送る方法」と、コーデックや書き出し設定をまとめた「大容量の動画を送る」もご覧ください。
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